根っこに繋がった高い視点はパワフル

幼い頃の成功体験から選択肢は狭められてきた

前回の話の続きです。
6チャクラの描いた理想や発想の転換が、現実化するためには、1〜3チャクラの現実を動かす力が大切だ、という話でした。

1〜3チャクラは、幼い頃に生まれてから親の世界、生まれ育った文化のなかで、現実的に対応してきたチャクラです。それ仕様に働くように習慣がついています。

そのために、新しい変化は苦手なのです。

例えば、幼い頃の環境の中で、
Aを選択したらうまくいき、Bを選ぶとうまくいかなかった、という経験があったとします。そしてそれは、習慣的に起こります。

そうすると、人生においてBを選ぶことはあまりしなくなります。

例えば、日本で派手な服を着るのは、ちょっと恥ずかしいですよね。
日本文化のTPOに合わせた服を着るようになって大人になります。

ところが、もしもインド人の家庭に生まれたら、ド派手なオレンジ色のサリーをアクセサリージャラジャラいわせて着飾っていたことでしょう。
(このネタ相当好きだから、多分、どこかでド派手な服をふんだんな布の量、黄金のアクセサリーとかに憧れがあるんだろうと思う😀)

つまり、日本文化のシンプルさに合わせて、派手な色合いの服を着るのをしなくなったわけです。

これは服の話ですが、行動様式でも同じことが言えます。自分の個性を押し出すと、学校で怒られたから、目立たないようにする、とか。

成功体験があり、今までの人生を築いてきたという自負もあるので、これまでと同じことを望む傾向が強いのです。

派手な服を着たら、いじめられた。みんなと同じような服を着たら、仲良くなれた。このような成功体験は、私たちの人生の選択肢を狭めていきます。

これが、1〜3チャクラの、現実世界を生きる選択です。

危機が起こると、これまでにない選択肢が使える

新しい人生の局面を迎えると、1〜3チャクラの現実対応は、バージョンアップが必要です。

新しい友人と交流するようになって、視野が広がり、そして、今までとは違う行動を選択するようになる。

これは以前のブログ「自分の中の異文化体験」で書きましたが、ストレスは、私たちの狭い常識を一度打ち壊して、それから、より大きな世界を作る、のです。

バージョンアップの際、6チャクラの高い視点と、幅広い視野がとても役に立ちます。

世界にはいろんな文化がある。いろんな見方がある。視点がある、ということを見て、取り入れるのが、6チャクラだからです。

取り入れた6チャクラの視点が、1〜3チャクラのバージョンアップに使われる時、私たちは、願望を現実化することができるのです。

6チャクラと1〜3チャクラがつながっているか

バージョンアップの際、見直すことができるのは、自分の1〜3チャクラです。
この時に、6チャクラの視点で、自分の1〜3チャクラを見直すのです。

過去に色々な選択をして、今の使い方をしている1〜3チャクラを6チャクラの視点から見ると、ポジティブに見えてきます。

派手な服を着て見たかった幼い自分、を例にあげてみると、派手な服を着たら人生に彩りが生まれる、と6チャクラが提案してきたとします。
いやいや派手な服を着て何の意味がある。とヤジを入れるのが、3チャクラです。目立つのはよくない、と言ってくるかもしれません。

6チャクラの視点で見直してみると、目立たないことで、傷を深く受けることから自分を守っていたのだ、だからあの時はあれでよかったという解釈も可能ですし、同時に、派手な服を着てみたかった自分がいたことも理解することができます。

そして、派手な服を着たいというのは、彩のある人生を歩みたい、自分らしく振る舞いたい、と自分が感じていることの象徴である、ということにまで気づくかもしれません。

こうなると、派手な服を着るかどうか、ということが大切なのではなく、自分が感じている気持ち、に気づくことが大切なんだ、と思えてきます。

1〜3チャクラの選択を6チャクラの視点で見直すと、1〜3チャクラは、喜んで変化を受け入れるようになります。

真っ赤なイチイの実

根っこに繋がった高い視点は現実的

6チャクラは、自分の中で1〜3チャクラとつながりやすくなっているでしょうか?それとも、あまり伝わりづらいでしょうか?

根っこ(1〜3チャクラ)に繋がった高い視点(6チャクラ)は、現実的な対応が得意になってきます。

根っこと高い視点がつながると、自分軸がしっかりしてくるのです。変化の多い時代こそ、自分軸をしっかり持つことを問われているような、そんな気がします。

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 →「受け取ることと2チャクラの充実」
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 →「いるべきところにいられる5チャクラ 」
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