3チャクラの憂鬱
現代は3チャクラを酷使しがち
今日は3チャクラについて書いてみようと思う。
現代社会は、3チャクラを酷使する。
パソコンがないと仕事にならない、という時点で、3チャクラをバリバリ使う。
3チャクラの位置は、鳩尾あたり。胃とかも3チャクラで、ストレスで胃にくる、という場合は、3チャクラの使いすぎだ。
そして、現代は、3チャクラを酷使する社会構造になっているので、社会的に機能している人ほど、3チャクラを酷使していることが多い。
3チャクラは、幼児期に成長し、そのまま大人になる
3チャクラは、知る、という働きで、これは、自分の外の世界を知る、ということだ。
1チャクラの肉体的な欲求と、2チャクラの感情的な欲求に対して、外の世界と自分をアジャストするのが、3チャクラの機能だ。
発達段階でいうと、6歳頃までの幼児で、社会の中で、躾や幼児教育などを通して、社会と馴染みながら、自分の要求を満たす方法を身につけていく段階だ。
例えば、
・今ご飯を食べたいが、お昼の時間まで我慢する、とか、
・本当は、違う色の服が着たいが、女の子だからということで、親に与えられたピンクで我慢する、
・もっとのんびりしていたいのに、早く支度しなさいと言われて、保育園に間に合うように行く、
というのが、3チャクラの調整機能だ。
家族や保育園などの社会の中で、少し我慢しなさい、ということを言われて(或いはその圧力に自ら気づいて)自分の気持ちを抑えて我慢すると、上手く行った、という経験を積んで、自分の要求の出しどころを覚えて、上手く立ち回るようになる力、である。
この頃に積み上げた社会経験に基づいた、成功体験・失敗体験をデータベースにして、その後の人生で使っていく。
そしてそのパターンはずっと続いていく。
場面や状況が変わっても、根っこにあるパターンはおんなじままだったりする。
よほどの大きなショックがない限り。
幼児教育が大事だ、というのは、そのためだ。
不安な状況を安心に変えるために努力する3チャクラ
けれども、6歳頃までに全てだった家族や社会というのは、大人になった今と比べると狭くないだろうか。
家族、という特殊な環境だし、その中のルールも、はっきり言って大きくなったら意味をなさないものが多いのだけど、それでも、子供の頃のやり方を踏襲してしまうのが、3チャクラだ。
このやり方は、自分の中にずっと残り、いつでもそのやり方が使われるようになる。
具体的には、上手く行った方法ばかりを使い、上手くいかなかった方法はやらなくなる。
どれが危険で、安心な道はどれかを、分析して、安全な策をとるようになるのだ。
特に不安な1、2チャクラの上にある3チャクラは、不安を解消するために頑張る。安心な状況を作り出すために、人一倍努力する。
“親にとってのいい子”は、もしかしたら、3チャクラの機能が高いのかもしれない。そして、1、2チャクラを大事にしないと後で苦しくなることもある。
3チャクラのバランスが乱れると。。。
3チャクラのバランスが乱れるとどういうことが起こるだろうか。
- 頭で全て考えようとする
- 全てを把握していないと気が済まない
- 自分に厳しく、他人にも厳しくミスを許せない
- 体の声を無視して働き続ける
- やりたくないことも我慢してやり続ける
- 頑張り続けないと価値がない、或いはひどい目に合うと思い込んでいる
- 人生が無味乾燥に感じられる
子育ても仕事も家事も全部1人でやる!と頑張っているお母さんは、3チャクラの使いすぎかもしれない。
私は中学受験を経験しているのだが、そこでの体験をいまだに使おうとしていることに気付いて唖然とすることがある。
ヘルマン・ヘッセの「車輪の下」みたいなもんだ。ずっと回っていくルーティンに押しつぶされる!みたいな感覚。これは3チャクラの使いすぎ傾向だ。
自分の中では、なんかつまらない感じがしてきたら、3チャクラの使いすぎ要注意信号だと思っている。
他のチャクラの時間を作る
これらのパターンは、心と体の奥深くに刻まれていて、なかなかショックなことがない限り手放すことは難しいと思う。
しかし、意識的に長期的に取り組むことで、少しずつ、3チャクラのしがみつきを手放していくことが可能だ。
では、どのようにパターンを手放していくか。
3チャクラを挟んだ、2チャクラと4チャクラの感情体に働きかけるのが良いと思う。
3チャクラは、過去のパターンにしがみつく傾向があるので、固まる、という方向性であるが、2チャクラと4チャクラの感情体は、形がなく、流れていく性質だ。
そう、止めどもないこと、楽しいこと、目的のないことをやるのが良いのだ。10分でもいいので、なんにもしないぼーっとする時間を作ることだ。
自分の体験では、フラワーエッセンスでの取り組みは、感情を使うし、絵を描くこと、そして自然の中で時間を使うこと、夢との取り組み、がとても有効だと感じている。
振り返ってみると、この学びを初めて取り組んできたことはほとんど、感情を使うことだった。それだけ、3チャクラの呪縛が大きかったんだと思う。
肋骨や背中の硬さと3チャクラの頑固さ
3チャクラの頑固なパターンが染み付いていると、体にも反映されている。
肋骨や背中、鳩尾の硬さに現れる。それも頑固な硬さだ。
頭も使いすぎでパチパチしている。
背中のカーブなどは、その人の幼い頃からの人生に対する姿勢がそのまま現れていて、固まったようなものだ。
だから背中を柔軟にすることで、人生の姿勢に変化をもたらす。
自分の中にある流れを作り出す、アストラルヒーリングは、硬い背中にもとてもいい。
チャクラをバランスさせる、チャクラのヒーリング「アルケミープラクティス」は、1、2チャクラを強めて、安定感を出し、3チャクラの不安を解消するし、4〜6チャクラで世界観を広げてくれるので、全体のバランスを取り戻すのに役に立つ。
こちらも参考に!4チャクラの流れる感じが掴みやすいです。
→「4チャクラの旅はめちゃ楽しい」
→「バリとアストラル界と4チャクラ」
※この記事は、SHASのWeb講座「ヒーリングの基礎Ⅰ(7つのチャクラ編)」を参考に、自分の3チャクラ体験に基づき、3チャクラについて考察したものである。