疲れている時は疲れていると、わからない不思議

バリ島で撮影した猿の像

疲れているときって、疲れているってわからない

セッションを受けてのフィードバックで、「疲れていたっていうことに気づきました」という感想を聞くことは割とよくあります。

疲れている真っ最中の時は、疲れていることに気づかないことが割とよくあります。

「正常性バイアス」という社会心理学の用語がありますが、多少の負荷がかかった状況でも、今の状況が正常であるとある程度の段階までは思うようになっているのです。

今、疲れを感じたら、仕事などができなくなるな、と思った時、疲れは感じないようになっているのです。

疲れている時は、エネルギー不足

本当は疲労しているのに、疲れを感じないことと、本当に疲れがないくらい元気なのとは、大きな差があります。

その違いは、余裕があるかないか、ではないでしょうか?
余裕がない時は全体のエネルギーが不足していると言えます。

元気な時は、新しいことをする余裕があります。
予想外のことが起こったときにも対応することができます。

疲れを感じていないときには、新しいことをする余裕はなく、日常を送るので精一杯です。
予想外のことが起こったら、パンクしやすい状態です。

→ブログ「エネルギー不足になるとテンパる話」

エネルギー不足を防ぐには

エネルギー不足はどうして起こるのでしょうか?
主なポイントとその解決方法を見て見ましょう。

  1. エネルギーを汲み上げる力が少ない
  2. バウンダリーが弱い
  3. エネルギーの滞りがある

①筋肉量とグラウンディング

そもそもエネルギーを汲み上げる力が少ないとエネルギー不足になりやすいです。

足の裏のチャクラからエネルギーは汲み上げるので、大地と足の接地はとても重要です。
また、全身の筋肉がエネルギーを汲み上げる力になるので、筋肉量が少なすぎるとエネルギー不足になりやすいです。

→自分でできるエクササイズとしては、スクワットなど、足をしっかり台地につけて、筋肉を使う運動がおすすめです。

②バウンダリーを維持する

組み上げたエネルギーは、いろいろなところで消費されます。
必要なエネルギーを必要なところで使い、使わなくてもいいところでエネルギーを使わないようにする、ということを意識的に行うと、エネルギー不足になりづらくなります。

例えば、ボーッとSNSやインターネットニュースを眺める、というのは、実はエネルギーを外に向かって消費している、と言えます。

→意識的に、エネルギーを使う場所を区切る、(=SNSを見る時間を決める)などは、バウンダリー(エネルギーの領域)の維持に欠かせません。

会ったらなんだか疲れる、という関係性がある場合、その人間関係には、バウンダリーが必要な合図かもしれません。

→会う時間を決める、できないことはできないと言う、などを行うことで、バウンダリーを維持することが可能になります。

③エネルギーを流す

エネルギーに滞りがあると、エネルギー全体に流れがなくなってきます。

エネルギーが流れるようになることで、不要なエネルギーを手放すことができます。

エネルギーはスペースができると、入ってくるという性質があるので、エネルギーの流れがあることで、エネルギーがどんどん汲み上がっていくようになります。

→不要なものを手放すことでエネルギーを流していくようにする。

筋肉が硬いとエネルギーが滞りがちになります。
肩こりなどがある場合、肩のエネルギーが滞りやすい状態であると言えます。

→ストレッチなどで、筋肉の柔軟性を取り戻す。

からだのヒーリングでできること

からだのヒーリングでは、グラウンディング とバウンダリー、そしてエネルギーの滞りをとる、ということを意識的に行います。

グラウンディング された状態を体感で知ることで、自分でその状態に持っていくことができるようになっていきます。

グラウンディング されると、バウンダリーをはっきりと保ちやすくなります。

自分の中にエネルギーが充満すると、エネルギーは自然と流れ始めることができるようになるのです。

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