老犬のてんかん発作でできるホームケア
てんかんの愛犬がいる

うちには、19歳のミックス犬がいる。
18歳になるちょっと前に、初めててんかんの発作が起き、それ以来、1ヶ月に1回〜2週間の1回のペースで発作が起きている。
1年以上てんかんと付き合ってきたが、そのメモを残しておこうと思う。
最初は、パニックだった。
突然だったし、自分も一緒に大慌て。
発作を見るのは怖いし、できれば発作が起きて欲しくない、と思うもの。
もちろん、検索もしまくりました。。。
振り返ると色々あったなあ。。。
1年経って、今はだいぶ落ち着きました。
思い返すと色々あって、飼い主と愛犬の関係とか、たくさんネタはあるのだけど。。。とりあえず、犬のてんかんで、発作後にいいと思うホームケアについて書いてみる。
ファイブフラワーフォーミュラ 〜フラワーエッセンス〜
発作中は何もできないが、発作が治まったら、FESのファイブフラワーフォーミュラのスプレーボトル(非アルコール)を口に入れ、オーラ全体にもかける。
FESのファイブフラワーフォーミュラは、発作の興奮を落ち着かせるのによく効く。
ちょっと発作になりそうな時っていうのがあるのだけど、そういう時にも使っている。
犬にも使えるアルコールフリーのものが、i-herbで安く手に入る。
CBDオイル
外国では、大麻がてんかん治療に使われたりしていて、効果があると読んだ。
てんかん治療にマリファナ由来の新薬が承認へ──立役者となった16歳少年の「長く困難な道のり」
そこで試してみたのが、カンナビジオール(CBD)オイル。
大麻草から取れるオイルで、大麻は禁止されているけれど、このオイルの方は、麻薬成分がないので、日本でも違法ではなく、普通に買える。
さらに、日本で割と最先端な、動物病院だと思うが、東京にいる時にお世話になっていた、赤坂動物病院の獣医師に聞いたら、そこでも処方してくれた。(札幌の動物病院の獣医師は知らなかった。)てんかんで効く子には効く、と言っていた。
これが結構、神経を鎮めるのに効いているのがよくわかる。
なかなか落ち着いて眠れない時。ものすごくよく効く時がある。(効かない時もある。)
実はこれ、自分が何かの腹痛で病院にも行けないくらい苦しかった時があって、お腹を湯たんぽで温めても、足を温めても、ひまし油を塗っても、さすってもらっても何をしても効かなくて、困り果てて、愛犬用のCBDオイルを舐めてみた時に、効いて驚いた。これを舐めた時にだけ、眠れて、薬が切れたと思われるときに、痛みが復活するので、また舐める、というのを繰り返している間に、治ったのだ。
cf.「バレリアン」もてんかんにいいと聞いたのだけど、うちの子は匂いがダメで、まったく受け付けなかったので、CBDオイルになりました。(ちなみに匂いは家人にも不評でした。。。)
遠隔ヒーリング
SHASの先輩の織田玲子さんに、ずっとヒーリングをお願いしている。
自分でもホームケアとして、ヒーリングをすることもあるけれど、これは本当に助けになっている。
自分と愛犬は、心身ともに密着しすぎていて、うちの子に必要なものを私がまっすぐみることは難しいのだ。
どのプラクティショナーも家族にセッションを行うことが一番難しいというのが事実だ。
時々、第三者の人に見てもらう事が、すごく重要だった。
困っている時はサポートを頼むのがいいと思う。
飼い主のメンテナンスも重要
愛犬が病気になると、飼い主も疲弊する。
パニクると、些細な事で不安になる。
てんかんは、神経過敏が一番よくない。落ち着ける事が大事。
それは犬だけではく、飼い主の神経も落ち着いている事が大事だ。神経は電気として伝播するから。
発作が起きるのが心配すぎるようなら、飼い主も副交感神経モードになるように、メンテナンスをするといいと思う。
飼い主が、メンテナンスを取り入れる事で、愛犬の症状に影響する場合もあると思う。
発作直後にできるホームケア
発作直後にできるホームケアで有効だったもののを紹介してみる。
- ブラッシング
- 腎臓を触ってあげる
- ひまし油をお腹や肉球に塗る
- ファイブフラワーフォーミュラを組み合わせてやるのもいい。
どれも副交感神経になるようなものばかり。
腎臓は、背中の、肋骨と骨盤の骨の間の骨のないところ。
両手で触ってあげたりさすってあげたりするといい。

犬は自分に必要なものだとよく反応するので、落ち着いている様子なら、それで合っている。
やってみて落ち着かないようなら、いらないっていう事。
自分の子がどれが好きか、やってみる価値はある。

ミネラルウォーター?
これはまだ試し中なのだけど・・・
ミネラルが脳の神経に必要なようで、ミネラルの多いミネラルウオーターをあげるようにしたら、発作の回数に影響している可能性があるので、試している。
まあいろんな情報がネットにはあるので、試してみて、どうかというのを個々の犬でやってみるしかないと思う。
気づけば、随分鍛えてもらったなと思う
発作が始まってから、それよりちょっと前から介護も始まっているわけだけど、振り返ってみると、いろいろ教えてもらい、メンタル面でも随分鍛えてもらったなあと思う。
当初のパニック状態から、比べると、今は落ち着いて発作を見守ることができるようになった。
そこには、飼い主側も本当にたくさんの学びがあった。
人に頼ることも学んだ。
たくさんの情報に惑わされずに、必要なものを見つけていくことを学んだ。
そして、今を共にいる喜びを教えてもらっている。
今、犬のてんかんと向き合っている人に少しでも役に立つといいなと思い、この記事にまとめてみました。