犬の旅立ちと、自己表現を通じた体験の昇華
ミントの旅立ちの体験を物語に書く

今日は満月。昨日は中秋の名月でした。
今年の5月の満月直前に、一緒に住んでいた犬のミントが19歳で旅立ちました。
満月に向かって旅立ったようで、夜中に山に登って、登ってくる大きなお月様を眺めました。
もう19歳だから、十分生きた、と頭では分かっていたのですが、感情がなかなか落ち着きません。こればかりは、時間をかけていくしかないのです。
ちょうど、まだ悲しみが大きかった頃、コロナウィルスによるステイホーム月間の影響もあり、物語を書くことを始めました。その中で何気なく書いた物語を数日後に読み返して驚きました。
テーマは、全く違う物語でしたが、これはミントのことを書いたのだ、とはっきり分かったからです。(ちなみに、テーマは、月のステーションというファンタジー系笑)
以下がその物語です。興味ある人はぜひ読んでみてください。
ミントは、最後約2年間は介護状態で、1時間くらいは離れてもいいけれど、ずっと見ている必要がありました。
物語に書いたミアは、橋の下で人々のお世話を受けて暮らしていました。ミアはお世話をしていた人々の心の支えになっていた、というストーリーは、自分にとっても当てはまるのです。私たちもミントのお世話をしながら、癒されていたのです。
体験を自分の外に表現して出す
人によって、その体験にどんな意味があったかは、様々です。
私の場合、こうして物語として、自分の外に表現して出してみると、ああ、そういうことだったのか、ということが自分ではっきりと理解できたのでした。
また、虹の橋を渡る体験を具体的に書いてみることで、本当にミントはあちらの世界に渡っただけなんだな、と思えました。
ミントから受け取っていたもの、ミントと過ごした介護の日々や、ミントを送る体験をどのように消化したら良いのか、その道筋が描かれていると思いました。
物語の最後に出てきたキンポウゲは、旅立った後に、行った公園で見た花です。その花を通じて、ミントと繋がっていたんだな、と嬉しく思えました。
表現することは誰にでもできる!
今回は、ミントのことを書こうと思ったわけではなく、ただ、物語を書く、という流れの中で出てきた表現でした。
表現する手段を知っていると、人生がとても豊かになります。
流れ出ていくものを自分の中に許して、それを表現させる時間を取れるかどうか、人の目を気にしないでいられるか、ということなだけで、全ての人は、表現できると思います。
私自身、自己表現が得意な人ではありませんでした。
SHASに入学してから、絵を描く研修がとても多くて、自己表現することを自己の癒しとして取り組むことを全面的に応援されてきました。これにはとても感謝しています。
バリで絵を描くことを始め、苦闘しながら(笑)自己表現と取り組んできました。思い返すと、自己表現とヒーリングというのは、自分にとって大きなテーマです。ヒーリングも、自己表現をしていきたい人に、届けていきたいなあと思っています。
SHASの卒業プロジェクトは、内的な旅路を絵と詩で表現した作品集になりました。これもいつか発表していきたいと思います。
自己表現に取り組みたい人にオススメ
→自分の感情を自由に表現するアストラルヒーリング
→ぶれない自分軸を作るチャクラのヒーリング『アルケミープラクティス』
