乗馬が上手になりたい、という主訴で起こったこと
主訴はなんだっていい
先日、自分がヒーリングを受ける際に、
馬が上手に乗れるように、というオーダーをしました。
こんなヒーリングってあり?と思われかもしれませんが、
ありなんです。
例えば、馬に上手に乗れる、と言った時に、どのような状態を指すのか、
人によって違います。
馬に上手に乗れるという状態が、
その人にとって、どういう状態なのか、を見つけていく。
どんな主訴であっても、そこの背後にある意図は人によって様々です。
セッションの始めに行うカウンセリングの際に、その辺を話してもらいながら、
どのようなところで引っかかっているのか、
うまくできないと感じている理由はなんなのか、
を探していきます。
その主訴を持ってセッションに臨んだ時点で、そのテーマに沿って動き始めるからです。
これは、場が準備される、という状態です。
そうすることで起こることは、、、
- 他者に話してみることで、自分の中で何か発見があったり、心の中で動きが出てくる。
(例えば、実はこういう状態になりたいということだったと、喋ることで自分でわかっていく。) - ヒーリングセッション中に、ヒーラーはエネルギーの状態と体の状態を見て、主訴のために必要なことが見えてくることがある。
どういうヒーリングになったか
今回の自分のケースで言うと、とても重要な発見がありました。
ヒーラーの友人には、
骨をバラバラに動かすとうまく乗れるんじゃないかと思って、
そういう内容になったと教えてもらいました。
(※セッションの内容については、毎回必ず教えるわけではありません。内容がクライアントにとってポジティブな影響があると思われた場合にのみお伝えする場合があります。またオーラについての判断などはイメージの貼り付けになるので行っていません。)
この言葉を聞いて、私は骨がバラバラに動いているイメージを持つことができました。
また、ストレッチの際に意識してみました。
そしてバランスボールに乗るという練習方法をおもいだし、行いました。
実際に乗馬するときに、骨盤と大腿骨を切り離されて動いていることをイメージしました。
そうしたら、前よりも力を抜いて乗れるようになりました。
馬に、上手に乗る、ということは、
私の中では、力を抜いて乗れるようになりたい、ということだったのです。
そして、骨をバラバラに動かす、という実際の行動で、それが可能になることが掴めました。
背後にある心理的なことにも気づいた
〜体と心は繋がっている〜
この、骨がバラバラに動く、ということに取り組んでいくと、そこから心理的なテーマにも辿り着きました。
例えば、バラバラというのは象徴的にも、癒着していない状態で、それぞれが独立して動いていること、を指します。
それぞれが個別に働くことを許すこと、このことはとても大切な心理的なテーマでした。
心と体は繋がっている
いや、体は心の反映である、と言えますが、
まさにそのようなことを実感しました。
そして、体のことを改善したいと思っているとき、
背後にある、心のことも一緒に動いていくものである、ということはとても大事なことです。
御者(思考)・馬(感情)・馬車(身体)という3つが連動しないと、体は変わってこないからです。
ヒーリングとは、
御者(思考)・馬(感情)・馬車(身体)の3つを整えていくこと
ヒーリングに持ってくるテーマは何でもよいのです。
こんなこと関係あるのかな?効果あるのかな?ということでよいのです。
セッションに持ってくることで、解決への道が一歩進むかもしれません。
問題の周辺が整理されて、核心が見えてくる、という場合や、
やや神経質すぎていたことに気づく場合もあるでしょう。
何か自分の中で、問題への糸口を見つけていくきっかけになることもあるのです。
だいぶ馬に乗れるようになってきた
そしてどうなったかというと、、、
このセッションを受けた頃を境に、なんだか馬に乗れている感じや安定感が増しています。
肉体の主訴でも、同じように、それがどういう状態なのか、背後にある心理的なテーマは何なのか、というところまで影響があります。
こんなこと、いいのかな?と思わずに、こんな主訴だけど、持ち込んでみよう、と思って、是非プラクティショナーに聞いてみてください。
大きなテーマほど、定期的なセッションで取り組んでいくと、エネルギーの下支えになり、そのエネルギーの積み重ねが、自分で解決していく道に進んでいきます。
→関連記事「エネルギーをためるということと、ヒーリングという道」
→関連記事「オンラインセッションは体感がある」
→体のヒーリング