第1チャクラと呼吸と自己表現
第1チャクラは土台
第1チャクラのセッションを行って、意外と多い感想は、「呼吸が深くなった」というものです。第一チャクラは、以下の図の一番下の赤いチャクラ(ムラダーラ)で、会陰の位置にあります。
第1チャクラと呼吸はどんな関係があるのでしょうか?
第1チャクラは、チャクラのある脊柱の土台にあたります。土台が深くささっていると、ぐらつきづらくなるのです。
土台が安定すると、上半身の無駄な力が抜ける
それだけではなく、土台が安定していると、上半身の無駄な力が抜けるのです。土台が不安定だと、肩や鳩尾に力を入れて、姿勢を維持するようになります。
腕や肩、背骨や鳩尾を知らぬ間に緊張させている理由の一つは、土台が不安定だからです。
グラウンディング が大事とよく言われるのは、上半身の無駄な力を抜き、体と心をリラックスさせるためなのです。上半身が緩むと、呼吸が自然に深くなるのです。
骨盤底筋に効いている
第1チャクラのヒーリングを行うと、骨盤内の無駄な緊張もほぐれやすくなるので、骨盤底筋が本来の動きを取り戻し、呼吸をしやすくなると考えられます。
骨盤底筋は、ちょうど第1チャクラにありますね。骨盤底筋が硬くなりすぎていたり、緩すぎたりすると、土台が不安定になります。土台が小さすぎても、柔らかすぎても、安定しないというイメージです。
骨盤底筋と呼吸の関係は、以前のブログでも書いています⭐️
土台ってなんだろう?
第1チャクラは、まず物理的な土台です。目には見えませんが、確実にそこにあり、肉体に影響を与えます。
第1チャクラが強い人、というと、歴史的な人物で例を挙げると、エジプト新王国の、ラムセス二世です。111人の息子と69人の娘を設け、90歳まで生きたそうです。当時のエジプト人の平均寿命は35~40歳だそう!これはあくまでも例ですが、物凄いパワフルな人ですよね。
そう考えてみると、第1チャクラは生命力そのものだ、と言えます。生命力は、肉体を健康にする力となり、自分のやりたいことを実行するための力になります。
どんなことであれ、自分のやりたいこと(これは上位のチャクラの管轄になる)を応援し、力を出してくれるのが、第1チャクラです。熱を持った熱い存在です。第1チャクラのセッションを行うと、実際に足首や足が熱くなります。(冷え性にもオススメです。)
どんな自分でも絶対肯定する、それが生命力だ
第1チャクラは、どんな人であっても、確実にその人を絶対肯定します。それが生命力だからです。
この“どんな人でも”というのがポイントです。第1チャクラには、この人にエネルギーを与えるけど、こんな人には与えない、という選別はしません。ただただ、自分自身が必要とするエネルギーを大地から引き上げて、与え続けるのです。
自分はここにいる、という自明の感覚が、第1チャクラであり、言葉になる以前の、強い自己肯定感の感覚です。
実は、自分を否定するのは、第2、3チャクラが関わってくることが多いです。十分に満たされなかった経験や、良い悪いという判断が、自己存在へのネガティブなフィードバックとなってしまうケースが多いからです。この話は、チャクラの話を重ねながら、いつかしていきたいと思います。
どんな自分でも絶対に肯定する力強さが、生命力であり、第1チャクラらしいのです。
呼吸は自己表現である
このように考えると、第1チャクラをメンテナンスすると、呼吸が楽になる、というのは当たり前なことのように思えます。
なぜなら、自分の存在が完全に肯定されていたら、とても安心します。そして、呼吸は深くなるでしょう。無理やり頑張らなければ、と思っていたことがあったら、自分らしく頑張れば良い、と力が抜けるかもしれません。
呼吸は、自己表現の表れとも言えます。自分が自分らしくあってそれで良い、と思えれば、自己表現としての呼吸は伸びやかで、深いものになることでしょう。
体感として感じられる、ということが大事
自分は今のままでいい、十分存在していい、という絶対肯定が、体感として感じられた時、人は力んでいた上半身の力が抜けます。そして、深く伸びやかな呼吸に自然となります。
ここで大事な点は、体感として、感じることです。頭や言葉で、わかることではなく、体感として感じることが第1チャクラのテーマだからです。
無駄な力が抜けた時、スポーツ競技などでは、いい結果が出ます。同じように意外と力を抜いても良いのだ、ということが実感できるでしょう。
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→「人生の力〜第1チャクラ〜」
→「第1チャクラと呼吸と自己表現」
→「受け取ることと2チャクラの充実」
→「感じることから始まる2チャクラ」
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