オオウバユリのフラワーエッセンスを作ったときのこと
オオウバユリとの出会い
オオウバユリが咲きました。最初に知ったのは、飛騨での研修でのことでした。見事な花をたくさんつけた女王様のようなその姿に、みんなが盛り上がっていたからです。
かなりの都会生まれ、都会育ちなもので、自然との関わりはあまりない方でしたので、ウバユリはもちろん知らなかったのです。
その後、自然との関わりを強くしたいと思い、キャンプを始めました。犬も飼っていたので、キャンプで5泊とか、多い時には10泊とかして、休暇を過ごすことにしたのです。
そこで再会したのがオオウバユリでした。7年くらいは、花を咲かせず、貯めて貯めて、ようやく花を咲かせるという話は、印象的で、すごいなあと思いました。
春先のオオウバユリの力強さ
また、春の北海道に遊びに行った頃、公園で、多くの生き生きとしたサラダのような葉っぱがたくさん生えているのを見て、これはなんだろう?と心を惹かれると同時に、あ、もしかしてオオウバユリと思ったことも大切な思い出です。
春先の森が覆い茂る前に葉を開いて一気に太陽の光を集めているように思います。
エッセンスを作った体験とその時に描いた絵
ある年は、ウバユリの花を見たくて行ったのですが、もう時期が終わっていました。次の年に、今度は長めに時間をとって、ウバユリの花を見たくて、その時期を狙ってキャンプに行き、フラワーエッセンスを作りました。
フラワーエッセンスを作るときというのは、3時間くらい花を水に浸して、花を見ています。
花のジェスチャーや色、匂いなど、あらゆる意識を広げて、植物と向き合う、とても濃厚な時間になります。
そして、帰りのバスで、自分の内側で何かが動き出して、無我夢中で絵を描きました。意味なんかよくわかりませんが、どうしても描かなくてはならない感じがしました。
今、オオウバユリの花が咲いているのを見て、このスケッチを思い出しています。あの時、何かが自分の中で動いて、溢れ出たことを、フラワーエッセンスを作った体験で内的に起こっていたことを感じるのです。
花を通じて、自分を感じる
この時の体験を思い出すと、エッセンス作りを通じて、花を見ていますが、自分を見ていたように思いました。
ウバユリに共振して、自分の内的な部分が、反応していたように思います。自分の中で眠っていた何かが、オオウバユリとの関係を通じて、目覚めたように思います。
今は絵を描くようになりましたが、当時はまだ、絵を描いていませんでした。
絵を描きたいなと思っていたのに、描けないでいた頃です。
今から振り返ると、絵を描くことを後押ししてくれたようにも思います。
その経験は、今でもとても大切なものです。
フラワーエッセンスはこちらで学べます
→SHASフラワーエッセンス療法の専門課程