人生計画がおじゃんになった頃の話〜より大きなものを人生に取り入れる〜

2023年3月の春分頃は、占星術界隈では、なかなかなビッグイベントがあった。

冥王星の水瓶座入りである。

2023年3月〜2024年11月にかけて冥王星は山羊座から水瓶座に移動する。

その前の移動の時のことは、はっきりと覚えていて、
iPadが表示してきた写真のデータの日付が2008年11月27日だったからだ。

その頃、私はシャスタ山でピンクな夕焼けを見ていた。
この世のものとは思えないくらいのピンクさだったが、
この時のシャスタ山で聞いた“声”とビジョンを手がかりに、学びの道を歩み始めたのだった。

2008年11月のシャスタ山の夕焼け

声とビジョンを手がかりに、って書くと、めちゃくちゃかっこよく聞こえるが、
実際にはそんなもんではなく、とにかく学び始めなければ、と方向のよくわからぬままに
今から考えるとひどく怪しい高価なセッションを受けてみたり、
野口整体の流れを継ぐ先生のところに学びに行き、
School of Healing Arts & Sciences(SHAS)のオープンクラスに参加した。

今やっていることのスタートに当たることが、
冥王星の山羊座入りのタイミングだった、ということを知って、とても驚いた。
同時に、なるほどな、と思う。
自分の中に、この15年間という一つの流れが見えた気がした。

冥王星の次の移動は2043年。
今度の20年間を、自分はどんなふうに道を進めていくのだろうか。

占星術にはいろんなサイクルの見方があるけれど、
その一つとして、冥王星という大きなサイクルとして、自分の人生を見ていっても面白い。

より大きなものの流れを自分の人生に取り入れることは、人生に対する視野を広げてくれる。
占星術は、その一つの例だと思う。

より大きなものの教えは、自然の中にもある。
他にも、TAROTカードや、シャーマニズム、などの古からの教えにも、そういうものが含まれている。

今見ている世界より、もう一つ大きな世界から自分の人生を見ることをしてもいいと思う。
あるいは、人生で行き詰まった時に、そうせざるを得なくなることも多いだろう。
自分の2008年頃は完全にそうだった。

あの頃行き詰まっていた人生計画は、その後しっかりちゃんとおじゃんになった。
代わりに、もっと大きなものの流れに身を委ねて、生きていくようになった。

だからあの時、私のちっぽけな人生計画がおじゃんになって、本当に良かったと思っている。

→花と向き合って、フラワーエッセンスを作った時の体験

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