眼精疲労がひどくなった話や、近眼老眼がここ数年で進んだという話をよく聞きます。
スマホなしでは生活できないほど、ここ数年で目の使い方が変わってきたからです。
9月の月いちエクササイズでは、1日の終わりに、目の疲れが取れるようなエクササイズと、目の使い方について考えていきます。
目の疲れの原因① 一点凝視
目の疲れ、はどこからくるのかというと、まずはスマホのような板状のものを凝視していることにあります。

画面に視線が固定されることで眼球が動かず、ピントを合わせ続ける筋力が過剰に使われてしまい、目の疲れを生みます。最近増えている近眼・老眼も、目の焦点を合わせる距離が同じ時間が続くために起こります。

なんとなく見ているだけのようですが、実は、目が画面に張り付くように、同じところをずっと見るには、力が必要なのです。
疲れるという感覚を、大事にしよう
ですから、スマホを見ていて、目が疲れてきたな、と感じられるのはとても大事な感覚です。
疲れているのでもうやめよう、目を休めよう、と思ったら、あとはスマホを置くだけ、なのですが、
なぜかそんな時って、なかなか離れられなかったりします。
疲れているのはわかっているのに、ずっと見てしまう、そんな状態は、感覚の麻痺が起こっているのです。
コンタクトレンズをつけたときも眼球を動かなくなり、疲労感が出やすいです(使い方が上手い人もいます)
目の疲れの原因② 情報過多
もうひとつの原因は情報過多。
視覚情報を受け取るだけでなく、その判断や処理が脳に大きな負担をかけ、視覚疲労に繋がります。
スマホやSNSで流れてくる情報量は想像以上に多いのです。
つい見せられてしまう
そんなにも疲れるスマホから目を離せられなくなってしまうのか。
YouTubeやインスタグラムは、基本的に見てほしい、というエネルギーで渦巻いています。
目を惹く動画は、あっという間にそれに引き寄せられ、相手が再生回数を増やすのに貢献することになります。
これは、すなわち、相手にエネルギーを与えているということになります。
目がその入り口になっているのです。
目というのは、自分の身の安全を守るために情報収集するところです。
そのため、つい見てしまうのです。
催眠術をかけるときは、目から入っていくように、
目というのは重要な脳や心への入り口で、バウンダリが必要なところです。
目を自分のものに取り戻せ
目に入ってくる情報量を自分で決めることが、とても重要です。
見せられるのではなく、自分が見ているという感覚や、情報を受け流すなど、不要な情報は入れない取捨選択など、も自然にできるようになりたいものです。
9月の月いちエクササイズでは、疲れた目のゆるめ方と疲れない目の使い方をやっていきます♪
❶疲れた目のゆるめ方
まずは疲れた目をゆるめるエクササイズを行います。
1日の終わりにできる簡単なエクササイズです。1日の目の疲れを取ったり、仕事の合間に取り入れられます。
❷目の疲れない使い方
目を体とつなげる
目は一番最初の目的としては、自分の肉体の安全を守るために使われるところです。
段差がないか、危険なものが落ちてこないか、そのような肉体の判断のために情報収集が目の仕事です。
体の一部としての目の感覚を取り戻すワークを行います。
本当に必要な情報だけが入ってくる
情報過多な時代に、自分に本当に必要な情報だけを取捨選択できたらいいと思いませんか?
そのためには、その情報に触れたときに、それが必要だと思える力、そうではない情報を流せる力、必要なものは必要なときにくる、と待つ力などが必要です。
自分の目の使い方で、どのように変わるのかを、観察してみましょう。
こんな方にオススメです
・目の疲れを感じている方
・スマホを手放せない方
・首肩の緊張がある方
・心を落ち着けたい方
・エネルギーと身体のつながりに関心がある方
9月講座詳細とお申し込み
- 9/30(火)火曜午後 14:00〜15:00
※録画視聴あり(2週間以内)
※zoomにて開催です。
※9月は土曜はお休みです。
1回 3,000円(税込)
録画受講も同料金・復習もOK
ご予約はこちらへメール info@healingsapporo.com
👉『こころと体をつなぐ月いちエクササイズ』は毎月開催しています!
自分の体に「ある」という安心感を
最後に。
自分自身の体に、静かに「ある」と感じること。
それは、本当に穏やかで、落ち着く感覚です。
ただの運動ではなく、
からだと心をやさしくつなぎ直す月いちエクササイズ。
ぜひ一緒に、体験してみてください。