体のセルフケアでできること
日常の体の使い方は、私たちの想像以上に体と心に影響しています。
日常生活での、立ち方、座り方、歩き方が、体を作るからです。
立ち方、座り方、歩き方が変わってくると、体は必ず変わってきます。
生理痛や、更年期の症状、肩こりや頭痛、腰痛なども、体の使い方が影響していることも多いのです。
体のセルフケアレッスンでは、体の使い方を観察して、日々自分でできるエクササイズなどのセルフケアを行います。
体重がかかると、そこの動きが悪くなるという単純な仕組み
ある一箇所に体重がかかりすぎてしまうと、そこの動きは悪くなります。そうすると、そこに痛みが出たり、血行が不良になったりします。
例えば・・・
骨盤の血行が悪いと、骨盤の中にある、子宮や卵巣の状態に影響してくるので、骨盤の血行が良くなるようなエクササイズを行います。
腰痛が起こる部分は、そこに体重がかかっているので、腰の上にある上体の位置を変えていくような姿勢が取りやすいストレッチや上体を支える筋トレが有効です。
大人になると動きの制限があって普通
ある程度大人になると、体の動かし方にはパターンができてきます。
日常生活のパターンが仕事の種類によって違うように、体の使い方は、その人の日常が表れています。
立ち仕事とデスクワークでは体の使い方が違います。
体が心に影響する仕組み〜猫背の場合〜
体の使い方は、心にも影響します。
例えば、猫背が慢性化している場合、気持ちは、落ち込みやすくなります。
これは、猫背という体の状態に、心が影響を受けてしまっているからなのです。
試しに猫背になって、今の悩みについて考えてみます。
なんだか、悩みが大きく感じられませんか?
視野を感じてみると、すごく狭い範囲になります。
ちょうどスマホを見ている時なんかもこんな感じです。
今度は反対に、腰をたて、胸を張って、今の悩みについて考えてみると、どうなるでしょうか?
なんだか、何が悩みだっけ?という感じになります。
視野が広がるので、悩みでない部分も視野に入ってくるようになるので、悩みじゃない部分も感じられるようになるのです。
体の使い方が心を作り、心の使い方が体を作っていて、相互関係があります。
ほんのちょっとを変えるためのエクササイズ
自分でできる体のセルフケアは、ほんのちょっとを変えるためのエクササイズを一緒にやっていきます。
- ほんのちょっと、軸を後ろにするだけ。
- ほんのちょっと、重心を下げるだけ。
- ほんのちょっと、インナーマッスルを使えるようにするだけ。
こんな感じのほんのちょっとが、体や心の在り方に変化を与えてくれます。
ほんのちょっとじゃないと、続かないし、ほんのちょっとを少しずつ続けるだけ、がちょうどいいのです。
体のセルフケアレッスンの進め方
それぞれの方の、今の体の使い方を丁寧に観察し、ほんのちょっとどういうところを変えると、今の悩みが解決されそうか、を観ます。
ほんのちょっとこういうところを変えてみてはどうでしょうか、というご提案をします。
5〜10分程度の家でできる簡単なエクササイズやストレッチをレッスンします。
2週間くらい続けてみてください。
季節によって体の重心や使い方も変わるので、季節ごとのセルフケアレッスンもおすすめです。特に春先はおすすめしています。
自主性が大事な理由
ヒーリングもそうですが、自主性はとても大事です。
自主性により、腰が入り、その事自体が体に効きます。
体のセルフケアレッスンを受けてみようと思った時点で、腰が入ります。
セッション料金
セルフケアレッスンだけのメニューとハンズオンヒーリングを組み合わせたメニューがあります。
ハンズオンヒーリングとの違いと、使い方
ハンズオンヒーリングは、受け取るというとても重要な意味があります。
現代人は、「受け取る」ということが苦手な場合もとても多く、ただただ受け取る体験ということが与えてくれるものはとても大きいと考えています。
一方で、自分でセルフケアする、自主性は、私たちが自分で人生を作る、という意味でとても重要です。
この二つは、両輪のようなもので、どちらもとても大切なものです。
どちらでも必要と感じた方を試してみてください。
体のセルフケアレッスンがおすすめなのは・・・
普段運動はあまりしない、という方、
生理のトラブルや不妊など、骨盤周りの血行を改善したい方、
グラウンディングを強めたい方には、特におすすめです♪