肩こりの原因を考えてみる

頭や腕は結構重い

具体的に、肩こりや腰痛がある、ということで整体やセッションを受ける、ということを考える人が多いと思う。

肩こりを例に挙げると、なぜ肩こりになるのだろうか?というと

肩甲骨や腕を動かしていないから。

というのが多くの場合の理由だ。

腕は結構重くて、片方だけで3〜5キロはあるんじゃないだろうか。
あと、頭もかなりの重さがある。10キロあると言っている人もいる。

これらの重さが、デスクワークや立ち仕事などで、同じ姿勢を続けることによって、肩や首に重さがのしかかってくると、肩こりになりやすい。

肩こりになりづらい人

でも、同じ姿勢をとっていても、肩こりになる人とならない人がいる。では肩こりにならない人は何が違うのか?

  • 頭や腕を支える筋力がある
  • 頭や腕を支える体の使い方をしている
  • 筋肉に動きと柔軟性がある

筋力は大事 〜頭や腕を支える筋力〜

頭や腕の重さを支える筋力がある、というのはとても大事です。

何しろ腕や頭が重いですからね。
体を起こして生活をしているということは、頭と腕を支え続けているのです。

支える以外にも、筋肉の役割があります。

それは、エネルギーを汲み上げる力です。ヒーリングを行うときのエネルギーを汲み上げる力は、筋肉量に比例する、という記事を過去に書きましたが、
自分のエネルギーの量(=元気の量と考えて良い)も筋肉量に比例しています。

筋肉ムキムキが全て、というわけではないのですが、そもそも組み上げる力が少ない場合は、全体の底上げを考えてもいいかもしれません。

目安は、自分で温かくなることができない、それを維持することができない。というときは、筋肉量の低下を考えてみましょう。
(札幌だったら、暖房の効いた室内にいて軽い運動をしても、足先や手先が冷たいまま、というのは冷え性の傾向があるかもしれません。)

頭や腕を支える体の使い方 〜股関節〜

頭や腕を支える体の使い方、というのがあって、そのポイントは、股関節です。

股関節というと、前面や開脚の方向ではなく、しゃがむ方向の股関節です。
ちょうどスクワットをするときの動きです。(スクワットって、しゃがむ、という意味なんです。)

スクワットの動きは、こんな感じ
Technology photo created by diana.grytsku – www.freepik.com

洋式のトイレが普及してから、しゃがむことが少なくなりました。
昔だったら、毎日トイレに行くたびしゃがんでいたのですが、
今では、しゃがむ動きをすることがあまりなくなってしまいました。

座る時も、スクワットのように座ると首や腕が支えやすいので、デスクワークの人は取り入れてみてください!

座るときは、空気椅子をしてから座り、そのまま上体を起こすと良い
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この動きができると、立っている時も、自然と骨盤がいい位置に来るようになります。
正しくこの姿勢をするのは結構難しいので、誰かに見てもらうといいです。

私は整体(きらくかん)時代に、本当にたくさんの数、この姿勢で座ることや、スクワットの方法を教えてきたのですが、これは、知っておくと本当に役に立ちます。

今はyoutubeなどでたくさんのいい映像があると思うので、ぜひ取り入れてみてください。

ストレスは筋肉を硬くする

最後がエネルギーと関係してくるところなのですが、筋肉が凝り固まる、というのが肩こりだとすると、筋肉や関節の柔軟性はとても重要です。

同じ条件の人で、ストレス下にある場合と、そうではない場合を比較すると、ストレス下にある時に、筋肉は硬くなるのです。

何かに身構えている時、その影響が深く入らないように、人は体を硬くして、身を守ります。

慢性化した心理状態の場合、緊張状態がいつもの状態になってしまうことがあります。

例えば、自己価値が低くて、ずっと頑張らなければいけない、結果を出さなければいけない、と思い込んでいたりすると、肩は緊張したままになり、肩こりの原因になるのです。

心の働きでも、筋肉を固めてしまい、肩こりの原因になることもあります。

自分の体や心の使い方には癖があり、パターンがある。

いずれにしても、自分の体や心の使い方には、癖があり、パターン化が起きています。

体のどこかに慢性的な痛みがある場合には、自分の体や心の使い方のパターンが強まっている、というふうに考えることができます。

パターンを打ち破るには、変えるためのエネルギーが必要です。
そして、どういうふうになりたいか、行きたい方向を決めなければ、なかなか変えることはできません。

ハンズオンヒーリングでは、体のヒーリングで、肩こりや腰痛などの慢性的な体の問題に取り組むことができます。

エネルギーを充実させ、慢性化したパターンを変える
「エネルギーが不足するとどうなる?」
「疲れている時は疲れていると、わからない不思議」

体を支えやすくする軸を作ること
「チャクラという軸を育てる」
「真の自分軸はかなり奥から作られる」

緊張をとること
「体の内側が緩むことと、心が緩むこと」

家族の問題に取り組むことも、緊張をとるのに役に立つ。
「家族の問題と、自分自身に取り組むこと」

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